システムリプレイスプロジェクトは以下4つのスコープに分類されます。
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システム開発スコープ
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システム・データ移行スコープ
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業務移行スコープ
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運用移行スコープ
つまり、プロジェクトのあらゆるタスクは上記4つの引き出しに仕分けして格納するのです。
全体スケジュールをガントチャートで表現する場合は、上記4行のスイムレーンとします。
1に注力するが故に、3や4がおろそかになりがちです。
システムをフルスクラッチまたはSaaS/パッケージを導入し、カスタマイズ開発し、テスト工程を経てシステム品質及び業務品質を検証するスコープです。
どのアーキテクチャーやソフトウェアを選定するか、Fit&Gap分析やコーディングルール制定等も子のスコープに含まれる。
移行計画を仮定義し、移行リハーサルを経て、ブラッシュアップします。
適切な移行データ断面で、安全に本番移行を追行します。
本番移行中の切り戻し計画や本番移行後のBCP計画(旧システムへの切り戻し等)で、移行障害時のプランBも整備しておきます。